超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

青い画鋲

 道を歩いていたら、頭上から何かが地面にぽとっと落ちてきた。それは青い画鋲だった。上を見上げると、青空の端がめくれて、そのめくれたところから、夕空が見えていた。腕時計を見ると、まだ午前十一時だった。