夏の朝、近所に住むおじいさんが空気入れを持って歩いていた。「どこ行くのー?」「おお、ちょっと入道雲をなぁ」
仏壇の母の遺影の頬が赤い。今居間には化粧品の若いセールスマンがいる。今度はあの人か。まぁ、若いから逃げられるだろう。
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