超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

空気入れ

 夏の朝、近所に住むおじいさんが空気入れを持って歩いていた。「どこ行くのー?」「おお、ちょっと入道雲をなぁ」