超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

そのおじさんは

 そのおじさんは一歳、三歳、五歳、七歳、とぼくが奇数の歳になるたびやってきて、「プラモデルの型にするから」と言ってぼくの全身を採寸して去っていく。