超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

「蝿が寄ってきたらごめんね」と言って、脳味噌剥き出しの彼女は、春の公園のベンチ、ぼくの膝枕で寝始めた。