超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

さびしい

 今度引っ越した家は火葬場からも遠いし、そんなこと絶対にありえないはずなのに、カーテンを開けると窓の外に火葬場が見える。火葬場の方が、ぼくの家に近づいてきているのかもしれない。