超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

特別な日

「今日は特別な日だから近づいてはいけないよ」と母が指さした火葬場の煙突を、神々しく輝く巨大なムカデが出たり入ったりを繰り返している。