超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

黒いクレヨン

 まだ赤ん坊の娘と、三歳の息子が、お喋りしている。「あーあー」「でもなぁ……」「うー」「霊柩車の絵は、黒いクレヨンいっぱい使うから……」「あぁーなぁー」