超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

マジかよ

「マジかよ、マジかよ、マジかよ……」その若者はそうつぶやきながら夜の公園の木にのぼり、首をかしげながら、 一本の枝に首吊り縄を掛けて自分の首をくぐらせた。「マジかよ……」