超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

 墓地から「肥ったなぁ~!」という声が聞こえてくるので、見ると、骨壷を抱えたおじさんが、目の前の墓石を笑顔でぺちぺち叩いている。