超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

おみくじ

 夜中の神社で、缶ビール片手に真っ赤な顔のおじさんが、木に結ばれているおみくじを次々と解き、凶と大凶を次々とポケットに入れつつ、「俺に任せろぉ……」とつぶやいている。