超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

確認

 夜中、何かが枕元で動いている気配がするので、そっと目を開けてみると、窓際に吊していたはずのてるてるぼうずが、私のスマホで明日の天気を確認していた。