超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

秘密

 理科準備室を掃除している時に見つけた謎のボタンを興味本位で押してみたら、背後で人体模型が「好きです、先生、好きです、先生……」と喋りはじめた。