超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

目玉

 また人体模型の目玉が何者かに盗まれたが、「大丈夫大丈夫」理科の先生はそう言って、目玉の詰まったバケツをつま先で軽く蹴った。