超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

聴診器

 父親の仕事道具である聴診器を色々な物に当てて楽しそうに遊んでいた友人が、私の胸に聴診器を当てた瞬間、急に黙り込む。