超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

機械

 毎朝ぼくにネクタイを結んでくれる機械が、ぼくの孤独を憐れんで、ある朝、ゆっくりとぼくの首を絞める。