超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

三日月

 夜中、開けていた窓から、三日月が私の布団に入ってきて、私の体をまさぐっているうちに、先端の尖ったところでシーツを破いた。