夜中、開けていた窓から、三日月が私の布団に入ってきて、私の体をまさぐっているうちに、先端の尖ったところでシーツを破いた。
姉の遺骨を入れたくす玉を、母に割ってもらい、パーティーが盛大に始まる。
カタツムリの殻をかみ砕く音を頼りに、停電した家で母を探す。
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