超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

シロップ

 夏の昼下がり、肥満児の××君が、手にかき氷のシロップを持って、入道雲に向かってまっすぐ歩いていくのを見た。何か、かっこよかった。