2017-11-29 どこへ クミコからきいた話 ベッドに潜ってみたものの、心臓の鼓動がやけに大きく響いて眠れない。 夜風に当たろうと窓を開けると、首輪とリードをつけた誰かの心臓が、街灯の下から私の部屋を見上げていた。