超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

孤独

「強」のボタンを押したら強い風を吹かせ始めた扇風機を、孤独な老婆が、「いい子だね~!」と言いながら撫で回している。