超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

空き瓶

 一人暮らしの部屋の床に、気が付くと、人形の脚が落ちていて、拾ってはジャムの空き瓶にためているが、こんなに綺麗な脚の人形の顔が見てみたくて、次こそは脚ではなく、といつも期待している。