超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

賽銭箱

 人気のない神社に何となく立ち寄り、賽銭箱に小銭をいれようとした時、賽銭箱の中にぎちぎちに詰まっていたおじさんと目が合う。「俺、四十円」