人気のない神社に何となく立ち寄り、賽銭箱に小銭をいれようとした時、賽銭箱の中にぎちぎちに詰まっていたおじさんと目が合う。「俺、四十円」
火葬場の煙のわがままを聞き入れた神様が特別にそいつを雲にしてやったそうだ。だからあんな雨が降ったのさ。
私が二十年書き続けているファンタジー小説の主人公が、ある日突然、「エロ本の中で死にたい」と書き置きを残し、失踪した。
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