超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

 会社の昼休み、耳にイヤホンをつけて何かを聴きながら空を見ている部長の肩を叩く。「何を聴いているんですか?」「娘の歯磨きの音……」