超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

頼み

 なあ、実は、お前が俺んち来るたびに、仏壇の姉ちゃんの遺影が、頬を赤くするんだ。お前さえよければなんだけど、付き合ってやってくれないか?