超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

晴れた朝

 予報では雨だったがよく晴れた朝、ベランダに吊したてるてるぼうずに、蝿がたかっていた。全力でがんばってくれたらしい。そっと手を合わせ、息子の運動会のためおにぎりをにぎる。