超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

それ

 満月の晩に決まってやってくるそれは、見た目はふつうのゴミ収集車だが、運転手には顔がないし、墓地の前でしか停まらない。