超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

 その病院では明け方のある時間、一匹の白い蛇による見回りの時間があり、助かる見込みのない患者の胸に、鱗を一枚置いて去っていくのだそうだ。