超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

「ごめんなさい。入れてよう。もういたずらしないからあ。中に入れてよう」(と泣きながら、一人の少年が、誰も映っていない姿見の鏡を拳で叩いている。)