超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

木の枝

 クラスのみんなで雪だるまを作っている時、転校生の××君が、「これ、しっぽ……」と言って持ってきた木の枝を、担任の先生がそっと折っているのを見てしまった。