超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

保健室

 いつものように保健室のベッドで寝ている時に、避難訓練が行われた。逃げる皆の足音を聞きながら「焼け死んだー」とつぶやくと、保健室の先生が「私もねー」と言って笑った。