2022-02-11 握手 トモコからきいた話 事務所のドアをノックすると、扉が開き、作業服を着た巨大なカマキリが現れた。「ようこそいらっしゃいました。ああ、握手……はできませんね、ははは」彼こそが、この養蝶場の経営者である、××氏だった。