超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

床屋

 行きつけの床屋のおじさんはいい人だけど、毎回髪を切りに行くたびに、髪といっしょにぼくの触角をつまんで切ろうとするギャグをやってくるので、ちょっとうっとうしい。