「おはよう」おはよう。「あっ」何?「夢の欠片がついてる」彼女は寝癖だらけのぼくの髪から、白い雲のようなものをつまんで食べた。「甘いね。どんな夢見てたの」君の夢かな。「あっそ」
昔ながらの手首屋さんだから、買うと新聞紙に包んでくれる。ちょっとはみ出た指先が可愛い。
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