超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

 あの子に告白した。あの子は悲しそうな顔をして、何も言わず、立ち去ってしまった。次の日、あの子は学校を休んだ。その日から、海が荒れ始めた。