超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

遅刻

「せっかくのデートなのに遅刻するなんて許せない、帰る」という意味のミステリーサークルの傍らに突っ立って、ぼくはいつまでも夜空を眺めていた。