超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

どれ

 首のない少女を見かけたのでとりあえず交番に連れていくと、警官は「どれかな?」と言いながら、奥の部屋から少女の首を三つ持ってきた。