超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

歯ぎしり

 夜中のアパートの、歯ぎしりの音が聞こえてくる部屋のドアの前に、歯を抜く器具を持った老人が立っている。