超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

 一人きりで迎えた誕生日に、コンビニでケーキを買い、死んだ兄を真似して苺を先に食べようとしたら、いつの間にか目の前に兄の幽霊がいて、私を見てゆっくり首を横に振る。