超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

苦笑

 彼の胸に聴診器を当てると、中から野球部の練習の音が聞こえてきて、思わず彼を見ると、彼は「弱小っすわ」と言って苦笑した。