超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

ラジカセ

 自転車を漕いでいるおじさんとすれ違った瞬間、その自転車のかごの中に入っているラジカセから、僕の笑い声が流れていることに気づく。