超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

 夜。寝ようとしたら、部屋の戸が開く。廊下の電気の光の中に、父のシルエット。「お前は死なないんだっけ」「うん」「わかった」戸が閉まる。