超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

私は

 私が運転するタクシーに、深夜、ダッチワイフと一緒に乗ってきた男の人。ミラーでちらちら様子を窺っていたら、その男の人が突然「私は勃たないんですよ」と話し始めた。