超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

 入浴中、ふと窓の外を見ると、誰かに覗かれていたので、悲鳴を上げると、人影は逃げていった。慌ててお父さんを呼び、見に行ってもらったら、お父さんは「窓のところに置いてあった」と、五百円玉を一枚持って帰ってきた。