超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

 夕方、公園の公衆便所の小便器で用を足していたら、宇宙服を着た一人の男が入ってきて、俺の股間をのぞき込み、「@*;%……」と俺の知らない言葉をつぶやいた後、そのまま便所から出て空へ浮き上がっていった。