超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

 ちょっとした冗談のつもりで、親友と首を交換してしばらく過ごしていたけど、いつまで経っても誰もそれに気がついてくれないので、あたしは、「あたしたち個性がないってことなのかな」と落ち込んだけど、親友は「あたしたち生き別れた双子なのかも」ってはしゃいでて、ちょっとすごいなと思った。