超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

首輪

 公園でペットを散歩させていた私に少女が駆け寄ってきて、「犬の部分だけ撫でてもいい?」と尋ねてきた。賢い子だ。