空からひらひらと落ちてきたメモに、「雪を降らせる ←忘れず!」と書かれている
好きな子が入る棺桶を作りたいという思いが日に日に強くなっていって、毎日学校の帰りに、ホームセンターでぼんやり木材を見ている
人のいなくなった村で、作業服姿の男が一人、道端の地蔵に近寄り、頭部に両手をかざしてはため息をつき、地蔵の顔に黒いスプレーで「×」印をつけていく
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