超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

2022-06-24から1日間の記事一覧

思い出す

あの日、娘が亡くなる直前に言った、「てんごくにはしゅじゅつある?」という言葉を、どうしてだろう、最近、無性に思い出す。

鼠の死骸

休み時間、学校の駐車場の隅で一人、鼠の死骸を見ていたら、学校一の嫌われ者の先生がやってきて、「給食」とだけ言って去っていった。